第39弾



小山秀則さん、斎藤和三さん ご指導のもと、
「銅版エッチング」に挑戦しました。
最初に、板金屋さんのお仕事について話をきいて
熟練の技「菊しぼり」を見せてもらいました



菊しぼりとは雨どいの先端を折り返し、水がもれないようにする技術で
折り返した部分が菊の花のように見えます


その銅板を試しに切らせてもらったけど・・・固くて切れない!!
あんなにキレイに菊の模様が作れるマイスターのすごさを実感しました

そして銅板エッチングの体験教室。
用意した漢字一文字を薄さ0.15ミリの銅板にうつします!
何度もボールペンでなぞりあとをつけたら裏返して
今度は文字の内側3ミリを同じようになぞっていくと・・・
凹凸(おうとつ)ができて文字が浮き出てきました



アダ折りし、文字をマジックで染めます。
↓これは校長先生の作品ですね、さすが字が上手です


そして硫化カリウム水溶液につけしばらくすると
真っ黒な仕上がりに!!

手前のバットに入っているのが硫化カリウム水溶液。
奥でドライヤーをかけているのが取り出したあとの銅板です。
ここから磨きあげます

真っ黒になった銅板をラッカーでこすると
マジックを塗った文字だけがピカピカに輝いてきます



最後にスプレーでコーティングしてもらい
乾くのを待ってから額に入れます

みんなキレイな作品が完成し大満足の体験教室となりました


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