5月19日(水) 山形市立第六中学校に行ってきました!
職種は「和裁」
ものづくりマイスター:菱沼 恵美子 さん、補助者:武田 邦子 さん
ご指導のもと「マスクつくり」に挑戦しました。
今年度初の体験教室

2年生のキャリア学習の一環で「職業人講話」という
職業について学ぶ時間に実施しました。
造園・電子機器組立て・和裁・塗装・建築大工・畳製作・建具製作
・菓子製造・左官・ITの10職種を同時実施

生徒のみなさんからは、これらの職種の中から興味のあるものを選び、
体験してもらいました

和裁職種では「マスク」を作ります


コロナ禍の今、マスクは必需品

自分のマスクも自分で作ってみましょう


マイスターさんが用意してくれた型紙です。
この型紙をもとに製作していきます


みんな黙々と一生懸命縫っています

洋裁ではミシンを使いますが、和裁は手縫いです


難しいところはマイスターさんに手伝ってもらいました

和裁職種では、布のシワを伸ばしたり、折り目をつけたりするときに
アイロンではなく「こて」という道具を使います

アイロンより軽く小さくて、細かいところまで使うことができる、
和裁では大事な道具なのです



作業に集中して時間を忘れてしまいます


完成!
自分で作ったものは、とっても愛着が湧きますね

和柄のマスクもステキです

型紙を参考にお家でもできるので、家族のみんなに作ってあげてください

生徒の皆さんからマイスターさんに質問もありました

特に印象的だったのが、
「どうして和裁の仕事をしようと思ったのですか?」
という質問

マイスターさんからは、
「私が子供の頃、母親が、自分が着ていた服をリメイクして私に
ワンピースを作ってくれた。
そのうれしかった思い出から、私も自分の子供に同じことをしてあげたいと思い、
手に職をつけたいと思ったことがきっかけ。」
というお話をしていただきました

ものづくりには、もちろん楽しさもありますが、「手に職をつける」
という強みもあります

自分の技能で誰かを喜ばせることができたら、とても幸せなことですね

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